備蓄中の陸軍舟艇が全部揃った横浜ND


横須賀の住友ドックから1隻戻ってきたLCU。全部で10隻となった(09.4.29 撮影)


4月27日のノースドック(左)と横須賀の住友ドック(右)。LCU2020は未だ横須賀にいた
 

年明け早々の09年1月半ばに、中型揚陸艇(LCM)1隻と大型揚陸艇(LCU)1隻が横浜ノースドックの備蓄場所から姿を消した。 LCUのほうは横須賀の住友ドックにいたが、LCMがどこにいたのかは不明だ。

2隻の留守中に、部品のままでノースドックの中央部に置かれていたWT(タグ)が4隻、Eバース付近に運ばれて次々に組み立てられた。 Aバースの埠頭に置かれている1隻とあわせて、WTは5隻が揃った。

LCMが4月8日までに戻ってきた。LCUも4月29日にはノースドックの先端付近に帰ってきた。
この時点で、ノースドックに保管中の陸軍舟艇が初めて一堂に会した。
LCU10隻、LCM9隻、BG(燃料バージ)とBD(クレーンバージ)各1隻、平タグのSLWTが2隻、同WTが5隻、そして 港内タグ(ST)が4隻、航洋タグ(LT)が2隻の合計34隻が並び、ノースドックでの備蓄開始以来初めて全貌を見せたことになる。

一部艤装が残っているWT4隻がこのままEバースに並ぶのか、それとも別の場所(Aバースなど)に移されて保管されるのかは、 未だわからない。

(RIMPEACE編集部)(09.4.29 撮影)


4月10日にはWT4隻がEバース付近に並んでいた


1月半ばから1隻外に出ていたLCMも4月10日には9隻が揃った。



2隻のLTがいるAバースの埠頭には、SLWT2隻と先に組み立てられていたWT1隻がいる(4.10 撮影)


2009-4-29|HOME|