横浜ND備蓄の揚陸艇、海面走行試験実施
走行試験を始める中型揚陸艇(LCM(8) mode2)。後方、水面に降ろされているのは6隻のLCM(8) mode1
2隻で走行するLCM(8)。左がmode2、右がmode1。後方は停泊中の救難艦セーフガード
横浜ノースドックには、陸軍の上陸用舟艇セットが備蓄されている。そのセットの一角をなすのが9隻の中型揚陸艇LCM(8)だ。
内訳はLCM(8) mode1が7隻、LCM(8) mode2が2隻となっている。
この9隻のLCMは、普段は陸上に上げられて保管されている。そして検査が始まると海面に降ろされて(水漏れのチェックも
するのだろうが)実際にエンジンをかけて走行が出来るかどうかの試験を行う。
この試験走行が始まると、ノースドック近くの海面は、実質的に米軍の訓練海域となる。
大型揚陸艇LCUは10隻備蓄されているが、そのうちの1隻が今、ノースドックから離れてドック入りしている。
中型揚陸艇はドック入りではなく、年次検査の一環としての海上走行テストを行っていると見られる。
(RIMPEACE編集部) (09.11.6 撮影)
ノースドック近くの横浜港内を走り回る2隻の中型揚陸艇
2009-11-7|HOME|