年末恒例? 横浜NDにミサイル追跡艦寄港


入船で横浜ノースドックのFバースに接岸したミサイル追跡艦オブザベーション・アイランド


年末に2隻続けて白い船が寄港。後方はウェストパック・エクスプレス

12月30日11時過ぎに、横浜ノースドックにミサイル追跡艦オブザベーション・アイランド(T-AGM 23)が寄港した。12月3日にノースドック を出港して以来ほぼ1ヶ月ぶりの寄港だ。

この間、イランのミサイル実験に関連してミサイル監視機RC135Sがディエゴガルシアに展開していたが、12月16日夜、嘉手納に戻り、 翌々日には本国に戻っている。ミサイル発射の発表が16日だったから、オブザベーション・アイランドが20ノットで走り続ければ、横浜か らインド洋北部まで間に合わない距離でもないのだが。
白い船体に茶色の水垢がこびりついているが、12月始めにノースドックに数日寄港していたときと比べて汚れ具合はほとんど変わり無い。

オブザベーション・アイランドは2009年4月から10月にかけて8回、佐世保に寄港している。ミサイル監視の任務海域が日本海だったこと を示唆する寄港状況だった。11月以降は横須賀とノースドックに1回ずつ寄港していて、今回のノースドック寄港は11月以降、2回目にあ たる。
昨年暮れにもノースドックに寄港していて、この時期に2年続けての寄港となった。

(RIMPEACE編集部)(09.12.30 撮影)


2隻のタグに押されてノースドックに近づくオブザベーション・アイランド


2009-12-30|HOME|