米陸軍のUH60、横浜NDから搬出
グリーン・コーブ船内に牽引される米陸軍ヘリ・ブラックホーク
メンテナンス・ボックスと見られるコンテナーもグリーン・コーブに積まれた
1月6日朝、自動車運搬船グリーン・コーブが横浜ノースドックのHバースに入港した。Hバースの近くに移動していた米陸軍キャンプ座間
配備のUH60(通称ザマホーク)がグリーン・コーブに積み込まれた。
4日には5機のブラック・ホークの近くに置かれていた、モスグリーンのコンテナも積み込まれた。UH60ヘリのメンテ用の工具やスペア
パーツが入っていると見られる。
港湾管理者への届けによれば、グリーン・コーブの直前の寄港地はオマーンのスルタン・カブース。オマーン湾に面し、ホルムズ海峡から
南東約400キロにある、オマーンの代表的な港だ。
米中央軍の責任エリアから何かを運んできたと見られるが、横浜では降ろさず、ヘリの積み込みだけだったようだ。次の寄港地岩国で海兵
隊の装備を降ろすのかもしれない。
岩国にヘリを運ぶなら自力で飛んでいくだろうから、横浜で船積みされた陸軍のヘリは、もう少し遠くに運ばれるのだろう。韓国に行く
可能性もあるが、グリーン・コーブが第5艦隊の責任エリアに戻り、中東のどこかの港に降ろすことも考えられる。
へりの積み込みを6日の午前中に終えたグリーン・コーブは、夕方までにノースドックを出港し岩国に向かった。
(RIMPEACE編集部)(10.1.6 撮影)
6日10時前にノースドックHバースに接岸したグリーン・コーブ
2010-1-6|HOME|