海兵隊実弾射撃訓練の装備、NDから東富士へ



横浜ノースドックのHバースから陸揚げされ、埠頭に並ぶ海兵隊の車両群


自走でEバース近くまで行き、確認を受ける海兵隊車両。乗用車は青い警告灯装備の先導車
 

9月8日朝、横浜ノースドックに琉球海運の「かりゆし」が那覇からやってきた。積んできたのは沖縄海兵隊の車両や装備で、 埠頭に降ろすと東京に向かった。

沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練の分散・実施が今年も行われ、今年度2回目の場所は東富士演習場だ。
8月13日付けの防衛省の報道資料によれば、射撃期間は9月10日から23日の中の10日間で、人員約390名、車両約90両、 砲数12門となっている。
ノースドックに陸揚げされた車両がほぼ全てと見られるが、榴弾砲は対岸からは見えなかった。

車両は確認を受けた後、3台から5台で1グループとなってキャンプ富士に向かった。砂漠迷彩の車両も6,7台はあったが、沖縄の 海兵隊基地の駐車場に並んでいる軍用車も同じような割合で砂漠迷彩車両が含まれていた。

東富士演習場での訓練が終わるのが9月下旬なので、10月はじめには、また「かりゆし」がやってきて、装備を那覇軍港に運ぶと 見られる。

(RIMPEACE編集部)(10.9.8 撮影)



5台前後で車列を組み東富士演習場に向かう海兵隊車両。砂漠迷彩も混じっている


2010-9-8|HOME|