オブザベーション・アイランド、また横浜NDに寄港



横浜ノースドックGバースに停泊中のミサイル追跡艦オブザベーション・アイランド(T-AGM 23)

11月5日9時半ころ、ミサイル追跡艦オブザベーション・アイランドが横浜ノースドックに寄港した。この船は8月中旬、9月下旬にも ノースドックに寄港している。

年末から年始にかけてはノースドックに停泊することが多い船だが、2007年以降は佐世保基地への寄港が圧倒的に多くなっている。
ノースドックに置かれていたMSC極東司令部が、2006年8月にシンガポールに移動・統合されたことと関わりがあると見られる。

2010年前半までは寄港が佐世保に集中する傾向は変わらなかったが、8月以降3回続けてノースドックに寄港している。
ミサイル・ディフェンスの実射検証が北太平洋で行われ、この検証をオブザベーション・アイランドが支援していれば、ノースドック に立ち寄る機会が増えることは確かだ。
海自のイージス護衛艦「きりしま」がハワイ・カウアイ島沖で10月29日に行ったSM-3の発射実験で、オブザベーション・アイランド がミサイル同士の航跡の確認などを行っていたのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)(2010.11.5 撮影)


この辺りは警備の都合で道路より海側には入れない。はるか先にミサイル追跡艦の白い姿が。


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