オブザベーション・アイランド、横浜ND寄港


1月3日、ミナトミライ地区から見た横浜ノースドック。Fバースにオブザベーション・アイランド

ミサイル監視艦オブザベーション・アイランド(T-AGM 23)が1月3日朝、横浜ノースドックに停泊していることが確認された。
2日朝には入港していなかったから、ノースドック寄港は2日午後以降のことになる。

オブザベーション・アイランドは2005年以降では2007年暮れを除いて年末や年始にノースドックに姿を現している。 なお、2007年暮れは佐世保に寄港している。
ノースドックに置かれていたMSC極東司令部がシンガポールに移転・統合されて以降、オブザベーション・アイランドは徐々に 横浜寄港の回数が減ってきた。ただ、年末年始の寄港だけは、毎年のように行われている。08年、09年暮れの寄港はそれぞれ4日間、 6日間で、何のための年末年始の寄港なのかは不明だ。

オブザベーション・アイランドは11月下旬と12月初めに佐世保に短期の寄港を行った後、われわれの前から姿を消した。1ヵ月後に ノースドックに現れたわけだが、その間、12月22日にインドが中距離地対地ミサイル発射実験を行っている。
このミサイル実験支援のためにインド洋まで行っていた可能性がある。

(RIMPEACE編集部)(11.1.3 撮影)


ランドマークタワーから見下ろしたミサイル監視艦。コブラ・ジェミニは真後ろを向いている


2011-1-3|HOME|