座間ホーク、横浜NDから沖縄経由演習へ


ノースドックに接岸した貨物船に積み込まれる米陸軍ヘリUH60ブラックホーク


ノースドックの集積場に5機置かれていた陸軍ヘリが、埠頭先端の貨物船まで牽引されていく

3月6日、米陸軍キャンプ座間のヘリコプターUH60(通称座間ホーク)5機が、横浜ノースドックから船積みされた。
積んでいった船は統合バージ・タグ船のストロング/マリナーだ。貨物船と基本的には同じだが、タグのストロングとバージのマリナー とに分離可能だ。このタイプの船はノースドックや那覇軍港に稀に姿を見せる。

総トン数が1万6千トンを超えるこの統合船は、2月にはオマーン湾の海域からカラチ、シンガポールに寄港している。その後ノース ドックに来たが、ここで降ろした積荷はなかった。
Hバースに停泊したストロング/マリナーには、ノースドックの埠頭倉庫から出された陸軍カラーの小型コンテナが積み込まれ、さらに 座間のブラックホーク5機が牽引されて積み込まれた。

ストロング/マリナーは6日21時過ぎに埠頭を離れて、那覇軍港に向かった。那覇軍港には、米比合同実働演習バリカタン11で米軍 が使用する物資や車両が並べられている。
ストロング/マリナーは那覇軍港に寄港し、軍事物資を積み込んだあとフィリピン、おそらくスービックに向かうと思われる。

(RIMPEACE編集部)(2011.3.6 撮影)


後方の倉庫から出された陸軍のコンテナが、貨物船への積み込み待機中。ヘリのメンテ用の機材と見られる


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