横浜NDにまたミサイル監視艦



8日からノースドックに寄港している、ミサイル監視艦オブザベーション・アイランド

ミサイル監視艦オブザベーション・アイランド(T-AGM 23)がまた横浜ノースドックに現れた。9月8日午後入港で、ノースドック のGバースに停泊している。

オブザベーション・アイランドは8月14日にノースドックを出港しているから、一月足らずで戻ってきたことになる。
この間、9月1日にハワイ沖でミサイル・ディフェンスの迎撃試験が行われている。ミサイル防衛局によれば今回の迎撃実験は失敗 したとのことだが。

オブザベーション・アイランドは、米国の味方とはいえない国が弾道ミサイル実験を行うときに、飛行経路の真下あたりに陣取り、 ミサイルの性質などを調べる。
それだけではなく、ミサイルのトレース能力を用いて自国のミサイル実験のモニターなども行う。
今回もハワイ近海にいて、発射された迎撃ミサイルの諸データを取っていたと思われる。
横浜ノースドックに寄港するのは、太平洋でMD実験が行われるときの監視任務に就く前後と見られる。

油船や水?船が交代で船腹に着きながら作業を行っている。8月の入港と同様、数日でノースドックを離れるのではないか。

(RIMPEACE編集部)(2011.9.9 撮影)


入船でGバースに停泊中のオブザベーション・アイランド


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