横浜NDにまたミサイル観測艦


横浜ノースドックに入港したミサイル観測艦オブザベーション・アイランド(11.11.9 撮影)

横浜ノースドックに今年の8月と9月、それぞれ5泊6日ずつ寄港したミサイル観測艦オブザベーション・アイランドが、11月 9日朝、また寄港した。軍事海上輸送軍(MSC)の極東司令部がノースドックに置かれていたころは、オブザベーション・アイランド も頻繁に寄港していたが、司令部がシンガポールに移動したあとは、年末年始以外は長い寄港が少なくなっていた。

8月と9月の寄港は、ハワイ近海でのMD実験の支援に関連したものと推定される。今回の寄港は、MD実験に関係するのだろうか。
9月13日にノースドックを出港したオブザベーション・アイランドは、佐世保に9月22日と10月13日に短時間寄港している。9月 下旬から10月中旬にかけて日本海から東シナ海にかけての海域に展開していたと見られる。

今回のノースドック寄港前の航跡は、西からではなく、グアム方面など南から来たことを示している。船の側面は水垢で汚れたままで、 船体を磨く時間は無かったようだ。

(RIMPEACE編集部)


浦賀水道に入ってきたオブザベーション・アイランド。横須賀から出た「ときわ」とすれ違う
(東京湾ライブカメラ 2011.11.9 09:31 - 09:34)


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