北富士の海兵隊演習終了、車両は1日に沖縄向け搬出


海兵隊のコンテナを積んだトラックが、ノースドックの埠頭に並ぶ


ノースドックの倉庫の裏に並ぶハンビーたちの先頭部分

沖縄海兵隊の実弾射撃訓練分散・実施で、11月に北富士で行われた訓練が終了した。キャンプ富士から沖縄に引き上げる部隊の車両は、 横浜ノースドックから船積みされる。
11月30日に、海兵隊の車両やコンテナがノースドックの埠頭に並んでいるのが確認された。

運搬船は、沖縄から持ってきたときと同じ「ぷりんす はやて」で、12月1日早朝ノースドックに接岸し、昼過ぎには那覇軍港に向け 出港の予定だ。
運搬船の入港の前日までに、車両や使用した榴弾砲などがノースドックの埠頭に並べられるが、11月7日に運び込まれた12門の155 ミリ榴弾砲の姿は見えなかった。倉庫の陰に置いてあるのかもしれない。

この海兵隊の演習に参加した兵士を乗せたのだろうか? 沖縄に向かう途中で白浜に入港して、その後ノースドックに戻っていた高速輸送 船ウェストパック・エクスプレスが、29日夜9時にレッドビーチに向けて出港した。白浜に寄港して戻って来た理由は不明だ。

また、1日に「ぷりんす はやて」が接岸予定のEバースにいたタンカー、トランスパシフィックは、29日2時過ぎ(丑三つ時)に 出港して、クェゼリン島に向かった。いったん低速でノースドックに引き返してきた理由は不明だ。

(RIMPEACE編集部)(2011.11.30 撮影)


那覇軍港向けの貨物船への積み込みを待つハンビー。砂漠迷彩も混じる


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