ミサイル追跡艦、横浜NDに滞在中



横浜ノースドックFバースに入港中のオブザベーション・アイランド

ミサイル追跡艦オブザベーション・アイランド(T-AGM 23)が5月13日9時半ころ横浜ノースドックに寄港した。
船体の汚れた部分が1月下旬から変わっていないので、この4か月ほどドック入りなどはしていないとみられる。

4月13日の失敗に終わった北朝鮮のロケット発射の前後、ミサイル追跡機が嘉手納基地に展開していたが、この時期にオブザベーション・アイランドも黄海付近に展開して、ロケットの飛行をモニターして いたと思われる。
ミサイル実験観測機が米本土に帰り、また「自衛隊のMDシステム」の宣伝以外の何物でもない海自イージス艦の沖縄近海派遣も終わり、最後に強力な観測機器を積んだ艦船が、黄海から離れて 横浜ノースドックに回ってきた。

オブザベーション・アイランドの最近のノースドック寄港は1月上旬で、下旬に佐世保に寄港したあと3か月以上、洋上に展開していた可能性がある。
5月17日現在、同艦はノースドックに滞在中で、滞在期間はすでに5日となった。

(RIMPEACE編集部)(2012.5.14 撮影) 


2つの大型レーダーの下の船体の汚れは、1月下旬の佐世保寄港時と変わっていない


2012-5-17|HOME|