音響測定艦、2年8か月ぶりに横浜ND寄港



横浜ノースドックに寄港中の音響測定艦ロイヤル(2012.8.10 撮影)

8月9日朝、音響測定艦ロイヤル(T-AGOS 22)が横浜ノースドックに入港した。5隻の音響測定艦は2009年までは準母港として、繰り返しノースドックに寄港していた。
2009年12月8日にエフェクティブがノースドックを出港した後、音響測定艦がノースドックに入ることはなかった。実に2年8か月ぶりに音響測定艦の入港だ。

ロイヤルは5月末から一か月近く佐世保に寄港した後、6月25日から那覇軍港に入っていた。その後ロイヤルは北に向かったようだ。佐世保には寄港せず、関門海峡を8月6日に抜け、豊後水道 から太平洋に出て、横浜にやってきた。
これまでなら佐世保に寄港する海域にいながら、横浜に来たのだから、故障とか横浜の近くを通ったということではない。目的をもって横浜に来たか、ロイヤルの準母港が横浜に戻るか、そのどち らかだろう。

10日現在佐世保にいる音響測定艦はエイブル、そのほかインペッカブルとビクトリアスがここ2日以内の出港で、佐世保が音響測定艦の準母港として機能していることに変わりはない。 ノースドックに久しぶりにやってきたロイヤルが長い停泊期間をとるかどうかで、ノースドックにロイヤルの準母港的な機能が戻ってきたかどうかの見当がつくだろう。

(RIMPEACE編集部) 


2012-8-10|HOME|