横浜NDにまた自動車運搬船


10月10日に横浜ノースドックに入港した自動車運搬船グリーン・コーブ(左)

10月10日午後、自動車運搬船グリーン・コーブが横浜ノースドックのFバースに入った。通常このクラスの自動車運搬船は埠頭の先端に近いHバースにはいるが、海自の輸送艦「くにさき」が 先にとまっていたので、Fバース寄港となった。

グリーン・コーブは不定期にノースドックに寄港する。2010年1月に寄港したときはノースドックを出たあとクウェートに向かった。その2年後の今年2月に来たときはブエノスアイレスから直行 してきた。今回はハワイから来た。先月もノースドックに寄った後日本の港をいくつか回り、ハワイに着いているグリーン・リッジとは西太平洋上ですれちがっているタイミングだ。
グリーン・リッジは定期的に極東の米軍の港や民間港をまわって西海岸に戻るルートを毎月めぐっている。グリーン・コーブが巡回路線の航行を交代したのではなく、あくまでも臨時の極東寄港 とみられる。定期的にやってくるのは、しばらくはグリーン・リッジのままではないか。

観艦式を18日に控えて、海自艦船が横浜港のあちこちに寄港して一般公開などを行っている。新港埠頭の2隻と大桟橋の「ひゅうが」は10日も一般公開の対象だった。普段はノースドック だけに停泊しているドブネズミ色の艦船が、横浜港全体に触手を広げているイメージだ。

(RIMPEACE編集部)(12.10.10 撮影)


横浜港内に海自艦船がゾロゾロ。ノースドックに「くにさき」、新港埠頭に「やまゆき」「ちはや」、大桟橋に「ひゅうが」


2012-10-10|HOME|