ミサイル監視艦、横浜ND寄港中


横浜ノースドックFバースに停泊中のミサイル監視艦オブザベーション・アイランド(2013.1.4 撮影)

横浜ノースドックに大みそかの朝から、ミサイル監視艦オブザベーション・アイランド(T-AGM 23)が来ている。

北朝鮮のロケット発射を挟んで佐世保に2回寄港していたが、12月19日に佐世保を再び出港していた。発射予告期間が29日までだったので、もう一回の可能性をにらんで黄海あたりに いたのではないだろうか。
この12月下旬には、嘉手納に展開したRC135Sコブラボールも2機から1機に減ったが、長時間の任務飛行を繰り返していた。

発射予告期間の終了直前には、これ以上の発射が無いと見極めたのか、艦船を使っての米軍の監視体制はひとまず終了したとみられる。オブザベーション・アイランドが横浜港に入港したのは 12月31日朝だった。
同艦は2008年から年末または年始にノースドックへの入港を続けている。今回もその例に倣ったといえる。

嘉手納に展開しているコブラボールは、年明けもまだいるが、飛行時間は短くなっている。周辺でのミサイル実験などの兆しがなければ、そろそろ東部のオファット基地に引き上げるのでは ないか。

(RIMPEACE編集部)


北朝鮮のロケット発射後も嘉手納から任務飛行を繰り返していたRC135Sミサイル監視機(2012.12.19 撮影)


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