横浜ノースドックとパシフィック・リーチ演習(6) パイプライン・コンテナ、LCUに積み込み
パイプライン・セットのコンテナの、大型揚陸艇(LCU 2034)への積み込みが始まった
大型揚陸艇(LCU 2035)には、小型のブルドーザ2両が積み込まれている
貨物船が大量の「いかだセット」MCSを運び出し、横浜ノースドックにはIPDS(内陸部燃料配送システム)のパイプやポンプが収められているコンテナが残った。この18個のコンテナの
大型揚陸艇(LCU)への積み込みが4月3日に始まった。
Eバースに移った大型揚陸艇(LCU 2034)に、クレーン車を使ってコンテナが載せられた。18個全部が1隻に収まりそうな積み方だが、なぜか11時以降、積み込みが途中でストップしている。
もう一隻の大型揚陸艇(LCU 2035)には、アーミー・グリーンに塗られたブルドーザが2両、載せられている。
この2隻のLCUは4月1日に浦賀水道の南端まで往復する訓練を行っていた。最終的には18個のコンテナと車両を積んで2隻で出港するとみられる。
行き先は、MCSなどが先に送られているポハンが最有力だが、訓練走行と同じように5時間ほど近くを走り回った後、ノースドックに戻り、パイプラインセットの組み立てを、ノースドック内
の空き地で行うことも可能性としてはある。
いずれにせよ、今回のパシフィック・リーチ演習の参加船や装備がこれですべて動き出した。日本の基地から韓国まで大量の備蓄品を展開する大きな演習となった。
(RIMPEACE編集部)(2013.4.3 撮影)
この2隻の揚陸艇が、4月1日に5時間程度の航走訓練を行った
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