横浜ND備蓄の陸軍揚陸セット、再び移動 その1
WT(Warping Tug)5隻のうちの2隻がクレーンバージで水中に移動
2隻のWTは水中で連結され、自走してAバースの裏へ
8月上旬からノースドックのEバースの陸上に並びだしたWTは、その場で組み立てられて最終的に3隻のWTの完成型となったのが8月下旬に入ったころだった。
3隻のWTは9月に入ってもその位置から動かなかったが、9月11日にクレーンバージ(BD)が横に移動して、クレーンワークの練習を始めた。
9月18日昼、2隻のWTがクレーンバージにより、陸上から水中に降ろされた。2隻は結合して自走してEバースを離れた。3月30日に貨物船ISEに吊り上げられてポハンに向かった時も、
Eバースの陸上から直接貨物船に積まれるのではなく、いったん水中に降ろされて、その後LCMが並ぶ手前で待機していた。
3月から4月にかけてフォールイーグル演習に参加して韓国に渡った時の準備段階の動きと、今回のWT2隻の動きには共通性がみられる。ただ、演習参加のためなのか、ノースドックに備蓄されている陸軍上陸用舟艇セットの
メンテナンスのためかは、まだわからない。
しかし、WT2隻だけの動きではないことは、当日の別の備蓄舟艇の動きからも言える。
(RIMPEACE編集部)(2013.9.18 撮影)
今年の3月下旬に移動したときより手前、Aバースの裏付近にWT2隻は停泊した
2013-9-19|HOME|