横浜ND備蓄の陸軍揚陸セット、再び移動 その4


陸上保管されていた中型揚陸艇(LCM)、小型タグ(ST)が水上に移されたノースドック


LCM、STの陸上保管場所に、コンテナ・ハンドラーが待機中。作業用昇降台が3か所にまとめられている

9月18日に組み立て済みのWT2隻、ST4隻が水上に移された。吊り上げたのは、陸軍揚陸セットに含まれているクレーンバージ(BD)だ。
翌19日、クレーンバージの115トンクレーンは、陸上保管されていたLCM8隻(Mode1×7、Mode2×1)を水上につり下ろした。4月に韓国に行っていたもう1隻のLCMMode2は、韓国から 戻ってきても陸に揚げられなかったから、ノースドックで保管中のLCM全9隻が水上に移動したことになる。

陸上保管中のSTやLCMはクレードル(船架)に載せられている。船が水上に移動した後、クレードルが露出しているが、20日にはその場所にコンテナ・ハンドラーが待機していた。
LCMやSTの整備に使う昇降台が、3か所にまとめられている。今回の移動は、陸上保管場所の整備に関係する可能性がある。
ただ、WTのEバースからの移動は保管場所の整備とは無関係なので、陸上保管のタグや揚陸艇を一斉に水上に移す訓練及び、水漏れチェックなどの検査なのかもしれない。

(RIMPEACE編集部)(2013.9.20 撮影)


115トンクレーンバージは、Eバースに戻った


2013-9-21|HOME|