横浜備蓄のLCU、戦時の動きをシミュレート(1)

弾薬輸送の陸軍LCU、広弾薬庫岸壁に接岸


米軍広弾薬庫の岸壁に寄港した陸軍のLCU(大型揚陸艇)。弾薬コンテナを積んでいる(2014.3.30 ピースリンク広島・呉・岩国 撮影)

横浜ノースドックで備蓄している米陸軍の大型揚陸艇が2隻、呉市の広弾薬庫に何度も寄港している。
コントレラス(LCU 2015)とポート・ハドソン(LCU 2035)で、弾薬の入ったコンテナを満載している。

ノースドックでの備蓄品が、保守・点検・検査のために東京湾内を走るのとはわけが違う。この2隻は一時的に現役に編入され米軍の大きな演習に参加している。
広弾薬庫への着岸写真からは、1隻のLCUにコンテナが24個積まれていることがわかる。2隻で48個の弾薬コンテナを運んできたが、その出所は韓国・鎮海だ。3月の下旬から広弾薬庫 との間を往復しているから、フォール・イーグル演習にこの2隻のLCUは組み込まれているのは間違いない。

(RIMPEACE編集部)


横浜ノースドックで備蓄されているLCU.15番はコントレラス(2013.4.5 撮影)


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