調査船、ほぼ2年ぶりに横浜ND寄港



つばさ橋や風車を背景に横浜ノースドックFバースに停泊中の調査船シー・ベンチャー

調査船シー・ベンチャーが横浜ノースドックに久方ぶりに現われた。7月27日の寄港だ。2012年9月後半に、函館からやってきてノースドックに5日間滞在して以降、我々の監視網にはかかっていなかった。

シー・ベンチャーの後部には、水中に観測機器を降ろすための装置がある。海自の「にちなん」にも同様の装置がついている。機器を海底におろして動き回りながら地形・潮流・海水温などの データを集めて、潜水艦戦に備えている。

今回のノースドック寄港の前に、シー・ベンチャーは6月初めには米西海岸のポート・ヒューニーメにいた。6月半ばにはハワイに寄港している。パールハーバー出港後ノースドックに来るまで 約1ヶ月間に、おそらくポート・ヒューニーメで積み込んだ機器のチェックを行ってきたのだろう。今後、日本列島の近海でも機器をチェックして、何度かノースドックによる可能性もある。

(RIMPEACE編集部)(2014.7.29 撮影)


作業船が横付けされたシー・ベンチャー。廃水を作業船に移したようだ


2014-7-29|HOME|