横浜ND備蓄の中型揚陸艇、水上走行繰り返す


ノースドック前の海面で走行テストを行う2隻の中型揚陸艇(LCM)


走行テストの途中で、大型揚陸艇カラボザ(LCU 2009)に接舷するLCM(2014.10.17 撮影)

10月15日から17日にかけて、横浜ノースドックで備蓄中の陸軍上陸用舟艇セットの中の中型揚陸艇(LCM)が水上走行テストを行っている。LCMは通常岸壁の上で保管されて いるが、9月17日ころから水面に下ろされていた。
LCMより前に、LCUコントレラスが何度も東京湾内を走行していた。備蓄中の揚陸艇などが保管状態のチェックを受ける時期に入ったようだ。

コントラレスは春から米軍の演習に加わり、貨物やコンテナなどを長距離輸送していた。いっしょに動いていたLCUポート・ハドソンが故障し、那覇軍港で修理している間、 コントラレスは横浜ノースドックに戻りCバースで待機していた。
そのコントラレスが15日午後にノースドックを出て西に向かっている。那覇軍港での修理のあと沖縄本島の西でテスト走行を何度も繰り返したポート・ハドソンと合流する可能性が ある。

(RIMPEACE編集部)


ノースドックのCバースから出航直前の大型揚陸艇コントレラス(LCU 2015)(2014.10.15 撮影)


2014-10-18|HOME|