陸軍備蓄のクレーンバージ、住友横須賀で修理



住友重機械ME横須賀造船所にいたクレーンバージ(BD-6802)(2015.2.6 撮影)

2月6日、横須賀港の入り口にある住友重機械ME横須賀造船所のドック前の岸壁に、ノースドックで備蓄されているクレーンバージがつながれていた。
陸軍揚陸セットに含まれるこの大型クレーン付きのバージは、、輸送船で運ばれた組み立て式いかだセットを海上で組み立てるときに使われる。揚陸艇やタグなども含まれる揚陸セットの中でも 最大のものだ。

このクレーンバージは2013年3月から5月にかけて、大型タグに曳かれて横浜・ポハン間を往復、フォールイーグル演習に参加した。

備蓄場所の横浜ノースドックからクレーンバージが消えたのは12月11日ころ。横須賀造船所の岸壁で姿を確認した2月6日には、クレーンの部分には足場が組まれていたが、バージ部分はきれいに 塗装されていた。
メンテナンスを終えて、ふたたびノースドックに戻ってくるのも近いと思われる。
この5月に予定されている、陸軍揚陸セットの韓国での演習参加に、クレーンバージが2年前と同様に加わる可能性が大きい。

(RIMPEACE編集部)


横浜ノースドックで海上備蓄されていたクレーンバージ(2014.12.10 撮影)


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