横浜ノースドックに大テント出現


ノースドックの中央部に出現した大テント。左側は組み立て式平タグ置き場(2015.3.6 撮影)


テントが出現した場所には、シェルターに入ったタグ組み立て用の部品などが置かれていた(2015.1.7 撮影)

横浜ノースドックの中央部に大型のテントが出現した。テントの組み立てに要した期間は2週間ほどだ。

この場所は組み立て式いかだシステム(MCS,Modular Causeway System)の備蓄場所と隣り合う、平タグ(WT,Warping Tug)関係器材の置き場だ。器材を移動した後に、テントは一気に建てられた。
中でお化け屋敷や展示会もできそうな大きさだが、場所柄、臨時の修理施設なのではないか。

5月に米艦演習のために、ノースドックからMCSや中型揚陸艇が韓国西海岸に向けて運び出される予定がある。この演習に向けた装備の塗装などを行う施設になるのかもしれない。

クレーンバージの修理が住友横須賀造船所で行われているし、大型揚陸艇1隻もマリン・ユナイテッドのドックに運ばれている。小型タグも一隻姿を消した。
ノースドックで備蓄されている陸軍揚陸セットは、実際に輸送任務に就いているものも含めて、整備が行われて即戦力に近い状態に磨かれている。

(RIMPEACE編集部)


組み立て中のテント。大きな物資は横から入れる構造か?右上に移動したシェルターが見える(2015.2.23 撮影)


2015-3-7|HOME|