16か月ぶりに2隻のLCU、横浜NDに戻る


横浜ノースドックEバースに2隻並んだ大型揚陸艇。2隻が横浜で並ぶのは16か月ぶり

昨年1月に2隻そろって出港した大型揚陸艇(LCU)コントラレス(LCU 2015)とポート・ハドソン(LCU 2035)が、久しぶりにノースドックに戻って来た。

沖縄経由でタイの演習に参加、その後、韓国と呉の間を往復し、フィリピンに向かい、那覇に戻ったところでポート・ハドソンが故障でダウンした。コントラレス1隻が佐世保経由で一度横浜NDに 戻ったのが6月、その後10月に沖縄に戻り、那覇軍港で2隻が合流した。その後、2隻はタイやフィリピンに向かい、ポート・ハドソンは今年の3月初めから2か月、サタヒップやその周辺にいた。 5月20日ころにホワイトビーチで給油した後、ポート・ハドソンは1年4か月ぶりに横浜ノースドックに24日に到着した。
一方、コントラレスは那覇軍港を出て23日に広弾薬庫(呉)に寄港した後、25日にノースドックに入港した。

備蓄場所のノースドックに戻った2隻だが、これで航海が終わりではないようだ。陸軍揚陸艇などが参加して韓国の西海岸で行われるパシフィック・リーチ2015演習に参加するべく、車両など を積み込んでノースドックで待機している。

(RIMPEACE編集部)(2015.5.26 撮影)


ノースドックに戻ってきた大型揚陸艇には、すでにタンクローリーなどが積まれている


2015-5-27|HOME|