揚陸補助艦、1か月あまりの滞在で横浜ND出港


一度横須賀基地沖合の錨地に移動した後、横浜ノースドックに戻った揚陸補助艦(2015.10.26 撮影)

揚陸補助艦モントフォード・ポイントが10月30日に横浜ノースドックを出港、東京湾から出て行った。
韓国、沖縄近海を経て横須賀基地12号バースに寄港したのが9月17日、25日に出港しノースドックには9月28日に入港した。その後、観艦式の準備で海自艦船がノースドックに臨時に寄港していた時期に横須賀基地の沖合に移動していたが、ふたたびノースドックに戻っていた。

モントフォード・ポイントは事前集積艦隊に一隻ずつ配備されるタイプの船の1番艦。今はディエゴガルシアにいるMPS2に所属している。就役して間もないために、さまざまな任務がこなせるかどうかのテスト兼ねて第7艦隊の責任エリアを回っている最中だ。
その途中で横浜ノースドックに長期滞在したことは、何を意味するのか?

今ノースドックに備蓄されている陸軍揚陸セットとおなじ任務をずっと早くこなせる船だ。グアム・サイパンに停泊しているMPS3に配備される同タイプの船が、ノースドックに居座る可能性もある。

(RIMPEACE編集部)



横須賀基地沖の錨地に10日以上いた揚陸補助艦モントフォード・ポイント (10.14 撮影)


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