貨物船入港の日の横浜ノースドック


曳きだされたE2Cの左主脚あたりを囲こむ米兵たち。まずいものがみつかったようだ



結局、元の保管場所に戻されたE2C

米国西海岸の基地と極東の基地を巡回している貨物船がある。自動車運搬船グリーン・レイクが3月11日早朝、横浜ノースドックに到着した。2月12日に西海岸の基地ポート・ヒューニーメを出て、グアム、那覇軍港、ブサン、水島に寄港した後、横浜にやってきた。

昨年10月に空母レーガンの艦内火災でクラスAのダメージを受けた第5空母航空団のE2C早期警戒機が、12月8日に横須賀からノースドックに運び込まれている。今年の1月中旬にグリーン・レイクが寄港した時には積み込まれなかったE2Cが、今度は積み込まれて米本土に帰るのではないか、と注視していた。

E2Cは、積み込み直前までいったが、油漏れか何かの故障でグリーン・レイクに積み込まれずに、もとの保管場所に戻された。積み込みを担当する兵士たちが点検に手間取っている間に、グリーン・レイクからは黄色に塗られたタンクローリーが降ろされた。

E2Cの修理が簡単に終わって、今回グリーン・レイクがノースドックに停泊中に積み込むことができるのか、それとも次の寄港まで待つのかは不明だ。

(RIMPEACE編集部)(2016.3.11 撮影)


朝方入港した自動車運搬船グリーン・レイクから黄色いタンクローリーが降りてきた


2016-3-11|HOME|