横田の空軍ヘリ、ノースドックで吊り上げ訓練

横浜ノースドックの司令部前の芝生地で、横田基地のＵＨ１から吊り下げで降りる米兵


一人吊り降ろしてからノースドックの周りを旋回する空軍のＵＨ１

４月２９日午前、横田基地の空軍所属のＵＨ１汎用ヘリが横浜ノースドックで兵員の吊り下げ・吊り上げの訓練を行なった。

初めに何回かノースドックの周辺を旋回したＵＨ１は、１０メートルほどの高さでホバリングし、機内から兵士を一人、ハーネスで固定して吊りおろした。地上に降りた兵士がヘリの真下から離れると、ＵＨ１は低空でノースドック周辺の主に海上を回り、ふたたび吊り下げ地点に接近、ホバリング中に先ほど地上に下ろした兵士を吊り上げた。

このセットを２回繰り返したあと着陸し、その後離陸した。横田基地に戻ったとみられる。

ノースドックは港湾基地だが、横田のＵＨ１がよく飛来する。またキャンプ座間の陸軍ヘリＵＨ６０ブラックホークも飛来する。今回のような吊り上げ訓練以外にもアプローチ訓練を行なっている。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部)(2016.4.29 撮影)

５分前に降ろした兵士を、再び機上に回収するＵＨ１。この後、もう一度旋回して着陸した