横浜NDで筏セット、タグなど貨物船に積み込み
貨物船オーシャン・ジャイアントのクレーンで海面からつり上げ船倉に積まれる浮体(筏) (2017.3.22 星野 撮影)
3月20日夜、横浜ノースドックのHバースに貨物船オーシャン・ジャイアントが入港した。
3月12日からノースドックの海面で組み立てられ、16日頃からEバースとHバース付近に係留されていたMCS(筏セット)の浮体のうち、Hバースに係留されていたものは、
オーシャン・ジャイアントの入港に先立って3月20日の日中にはFバースとGバース付近に移動していた。
3月21日にオーシャン・ジャイアントのクレーンがコンテナを運んでいるのが確認されているが、3月22日には、浮体をWT(Warping Tug)が横付けしてオーシャン・ジャイアン
トの側面に運び、クレーンで船積みする作業が行われた。
さらにその後、ノースドックに保管されている舟艇類が船積みされた。3月24日には、SLWT(Side Loadable Warping Tug)1隻、LCM(Landing craft mechanized)typeT
1隻、LCM typeU1隻、WT5隻、ST(Small Tug)1隻の計9隻が甲板上に並んでいるのが確認された。
MCSや舟艇を積み込んだ貨物船オーシャン・ジャイアントは、3月25日の夜10時頃、ノースドックを出港し韓国のポハンに向かった。米韓合同演習に参加する予定なのだろう。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
筏セットを積み込んだ後、甲板に引き上げられたWT、SLWT、STなどのタグボートやLCM(3.24 頼 和太郎 撮影)
2017-3-27|HOME|