高速輸送艦、海兵隊車両積み横浜NDから韓国へ
後ろ向きにウェストパック・エクスプレスの中に入る海兵隊の車両(2017.3.22 星野 潔 撮影)
3月22日、横浜ノースドックのBバースに停泊している高速輸送艦ウエストパック・エクスプレスに、複数の米軍の軍用車両が搬入された。
ウエストパック・エクスプレスは、沖縄を拠点に横浜ノースドックや韓国のポハン、ピョンテクなどを頻繁に行き来する、沖縄海兵隊の日常的で主要な移動運搬手段だ。
今回は3月18日にノースドックに入港した。その直前には、韓国のポハンを3月17日に出港していた。
小型コンテナを2つ積んだ濃緑色の車両。濃緑色のトレーラーを牽引した砂漠色塗装のトラック。コンテナを積んだトレーラーを牽引し、荷台にもコンテナを積んだ濃緑色の車両。
いずれも後ろ向きにウエストパック・エクスプレス後方のランプウェイを自走して上がっていく。
車両搬入中には、ノースドック内で訓練していた警察機動隊の人員輸送バスが横を通りかかる一幕もあった。
今回積み込まれた車両のなかには、22日にノースドックに自走してきたものもあった。この3月に新潟県の関山演習場や群馬県の相馬原演習場などで行われていた米海兵隊と陸上自衛隊
の共同演習と関連した動きではないだろうか。
ウエストパック・エクスプレスは翌3月23日早朝に横浜を出港し、24日に韓国のポハンに到着した。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
積み込み待機の車両群(3.22 頼 和太郎 撮影)
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