横浜ノースドックに何度も入港する調査船シー・ベンチャー


ベイブリッジをくぐり、ノースドックに向かうシー・ベンチャー(17.9.30 星野 撮影)

  9月30日の午後、貨物船オーシャン・ジャズが、オリエントシールド演習で使用した米陸軍の車両や資材、ヘリを満載して横浜ノースドックを出港した直後、ベイブリッジを くぐって海洋調査船シー・ベンチャーが現れた。
 シー・ベンチャーは、タグボートなど2隻の小型艇につきそわれてEバース付近に接岸した。

 シー・ベンチャーが横浜ノースドックに前回寄港したのは、8月5日から12日にかけてのことだ。約1か月半ぶりの寄港だが、9月16日から19日にかけては横須賀基地に入港 している。短い周期での港入りだ。日本近海で何か作業をやっていたのだろうか。

 入港直後、シー・ベンチャーの後方右舷側のクレーンが活発に動き、ボートがつり下げられてクレーン脇に置かれる様子が観察された。
 10月2日には、民間船の油タンカーの第28栄造丸から給油を受けているとみられる様子が観察された。

 シー・ベンチャーは、10月4日の午前10時台に短時間、横浜港沖を航行して再びノースドックに戻っている。そして同じ4日の夜、出港していった。北側に進路をとり、米国の 方角に進んでいったようだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


出航の前々日に燃料の補給を受けるシー・ベンチャー(10.2 星野 撮影)


2017-10-10|HOME|