移動式射撃訓練セットのコンテナ、ノースドックに


1月12日、ノースドックのBバース付近に、移動式射撃訓練セットのコンテナが並んだ(18.1.12 星野 撮影)

 横浜ノースドックのBバース付近に1月、米軍の移動式射撃訓練セットのコンテナが3つ並べられている。
「US ARMY JAPAN」「SUSTAINABLE RANGE PROGRAM」「DEPLOYABLE RANGE PACKAGE」と表面に大書されたコンテナだ。これらの20フィートコンテナには、シャベル、サンドバッグ、レール、 ポップアップするターゲットなどの移動式射撃訓練セットが収納されている。

 昨年8月19日に、LCU(米陸軍大型揚陸艇)カラボザ(LCU2009)が沖縄から横浜ノースドックに運び込んだ3つの移動式射撃訓練セットのコンテナと、おそらく同一のものだろう。
相模総合補給廠に運び込まれた形跡はないので、キャンプ富士方面に運ばれて使用されていたのだろう。沖縄を拠点にして、「必要」に応じて各地に送り込む形で、これらの射撃訓練セットは使われているのではないか。  富士での使用が一段落し、沖縄に戻すためにBバース付近に持ってきたのではないか。高速輸送艦で搬出するのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


コンテナには DEPLOYABLE RANGE PACKAGE の文字が大書されている(18.1.14 星野 撮影)


2018-1-23|HOME|