台船の素材、ノースドックに陸揚げ
自動車運搬船グリーン・レイクが出た後に残った24本の台船素材
2月24日の午前、自動車運搬船グリーン・レイクが横浜ノースドックに入港し、Hバースに停泊した。
グリーン・レイクは、米軍のMSC(Military Sealift Command、軍事海上輸送司令部)との契約にもとづき、米国本土と東アジア・太平洋地域の米軍基地を巡回して物資や車両などの輸送業務を行う米国船籍の民間ローロー船だ。今回も、グアム、那覇軍港、ブサンを経由して横浜にやってきた。
2月27日の早朝に横浜ノースドックを出港したグリーン・レイクは今回、えんじ色の鋼鉄の物体24本をHバースに陸揚げした。
これらのえんじ色の物体には、POSEIDON Barge Corp と書かれたステッカーが貼ってある。つまり、グリーン・レイクが今回持ち込んだ24本の鋼鉄製の物体は、米国のポセイドン・バージ株式会社製のバージだということを意味している。
これらの鋼鉄製バージを横須賀海軍基地に運んで使うのか、それとも、ふ頭周辺の工事が計画されている横浜ノースドックで使うのかは、まだ不明だ。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)(18.2.28 頼 撮影)
[参照ページ]POSEIDON Barge Corp のニュース・ページ
ポセイドン・バージ株式会社のステッカー
2018-3-3|HOME|