小型海洋調査船、ノースドックに寄港
ノースドックのFバースに接岸している海洋調査船オーシャン・ビクトリー(18.4.13 星野 撮影)
4月11日、海洋調査船オーシャン・ビクトリーが横浜ノースドックに入港し、Fバースに接岸した。
オーシャン・ビクトリー(OCEAN VICTORY)は、1972年に建造されたかなり古い小型の船だ。建造当初はリサーチ・タイド(RESEARCH TIDE)という名前だったが、その後、1999
年にデニー・タイド(DENNY TIDE)に名前を変え、さらに2013年に現在のオーシャン・ビクトリーに名前が変わった。
現在は、米国のテキサス州に本社があるOCEANEERING INTERNATIONAL社の所有で、米軍が使用している海洋調査船だ。
デニー・タイド時代には、横浜ノースドックや横須賀に複数回入港した記録がある。しかし、2005年9月の入港を最後に、ノースドックにも、日本の米軍基地にも姿を見せてはいな
かったようだ。本当に久しぶりの横浜入港だ。
今回はグアムを4月3日に出港して、横浜にやってきた。
オーシャン・ビクトリーの後方部分にはOCEANEERING社のロゴが描かれていて、多くの観測機器が積み込まれている。
10数年の間、日本の港に現れることがなかったこの小型海洋調査船は、何のために突然再び横浜にやってきたのだろうか。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
2005年9月にノースドックに寄港した調査船デニー・タイド。昔の名前だ(2005.9.4 頼 撮影)
2018-4-14|HOME|