高速輸送艦グアム、頻繁な動きの後、一転して横浜に長期停泊


半月以上、ノースドックBバースに長期滞在中の高速輸送艦グアム(6月22日 星野 撮影)


グアムの入港2日前、6月5日にBバース付近に並べられた米軍物資(6月3日 星野 撮影)

6月7日の朝、高速輸送艦グアムが横浜ノースドックに入港し、「定位置」のBバースに接岸した。

7日の横浜入港前には、グアムはかなり激しく各地を動きまわっていた。
5月31日にもグアムは横浜に入港しており、この時は5月30日に那覇を出港して横浜にやってきたのだが、6月1日の13時過ぎには横浜を出て、2日に韓国の浦項に入港している。 しかし、浦項にも長居はせずに、沖縄に戻った。
そして6月5日には再び沖縄を出て、7日に横浜に入港したのだ。

他方、横浜ノースドックでは6月5日に、米軍の物資がBバースの近くにトレーラーで運び込まれて並べられた。これらの米軍物資は、7日の入港直後にグアムに積み込まれたようだ。
しかし、物資を積み込んだ後、グアムはそのまま横浜に半月以上の長期滞在を続けている。

5月後半から6月前半にかけての激しい動きと、その後一転しての横浜への居座りは、一体何を意味しているのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


5月31日、ノースドックBバースに接岸したグアム(5月31日 星野 撮影)


2018-6-25|HOME|