自動車運搬船グリーン・ベイ、横浜ノースドックに入港


6月14日、グリーン・ベイから搬出された車両など(6月14日 星野 撮影)


グリーン・ベイから陸揚げされた航空機地上支援車両(6月16日 星野 撮影)

6月13日の午前11時30扮過ぎ、自動車運搬船グリーン・ベイが横浜ノースドックのHバースに接岸した。

グリーン・ベイは、米国本土と東アジアの米軍基地を巡回して軍事物資を輸送する業務を、今年の4月にグリーン・レイクから引き継いだ米国船籍の自動車運搬船だ。横浜ノースドックへの入港は、 今年4月以来、約2ヶ月ぶりだ。

今回の入港前には、グリーン・ベイで搬出する予定と見られるものは、Hバース付近にはとくに置かれてはいなかった。
6月14日には、クレーンなどの車両や物資がグリーン・ベイから陸揚げされ、Hバースに並べられた。
16日の午後、グリーン・ベイは横浜を出港し、水島港に向かった。横浜港を出た後は、民間自動車運搬船としての業務のために、日本の数カ所の港に立ち寄っている。

6月16日にグリーン・ベイが立ち去った後のHバースには、陸揚げされた車両や換気扇付きコンテナなどの物資が並べられていたが、その中に航空機地上支援機材メーカーのTLD社のエアコン ・暖房機車両「ACU-802」とみられる車両が4台ほど並んでいるのが目に付いた。

これらの航空機地上支援車両は、どこで、どのように使うのだろうか。なぜ、横浜ノースドックに運ばれてきたのだろうか。
また、エアコン・暖房機車両以外の、グリーン・ベイが運び込んだコンテナなどは、何に使われるものなのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


グリーン・ベイ出港後のHバース付近(6月16日 星野 撮影)


2018-6-25|HOME|