海軍特殊部隊支援船、横浜ノースドックに入港


6月21日、ノースドックのFバースに停泊する特殊部隊支援船Cチャンピオン(6月21日 星野 撮影)


斜め後方から見たCチャンピオン(6月22日 星野 撮影)

6月20日午後、支援船Cチャンピオンが横浜ノースドックに入港した。

オレンジ色とクリーム色の船体が特徴的なCチャンピオンは、米海軍の軍事海上輸送司令部(MSC)に所属しており、MSCの目録では潜水艦と特殊作戦支援が任務の艦船だ。

より具体的には、The Naval Institute Guide to the Ships and Aircraft of the U.S.Fleet (19版)によれば乗組員はシビリアン14人プラス30人のNavy and technicalで、NAVY SEALの 訓練支援と、SEALが使うSDVs(swimmer delivery vehicles)のハンドリングが任務とされている。

Cチャンピオンは昨年4月に、韓国のプサンから那覇軍港に寄港して2日間滞在しているが、今回は米国サンディエゴを現地時間で6月6日午前に出港して横浜にやってきた。横浜入港は初めてのことだろう。

米海軍の特殊部隊の兵士が乗船する船だ。横浜に一体なぜやってきたのだろうか。特殊作戦部隊の訓練を、周辺海域で行うつもりなのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


2018-6-28|HOME|