米空軍UH−1ヘリ、ノースドックでタッチアンドゴー訓練


着地態勢に入るUH−1ヘリ


着地後、再浮上してきたUH−1ヘリ

7月11日、横田基地所属の米空軍UH−1ヘリコプターが、横浜ノースドックで周回飛行とタッチアンドゴー訓練を行った。

UH−1ヘリは、ノースドック上空をはみ出して、その周辺上空を複数回、周回飛行した後で、高速輸送艦グアムが停泊しているBバース近くにあるグラウンドへと下降した。その後、すぐに上昇 し、もう一度ノースドック周辺を飛行して再びBバース近くのグラウンドでタッチアンドゴーを行った。

2度目のタッチアンドゴーを行った後、米空軍UH−1ヘリは、横浜市神奈川区のコットンハーバー地区のマンション群の横を飛行し、高度を上げてみなとみらい地区方面を抜けて内陸へと飛び 去って行った。

何度も繰り返すが、横浜ノースドックには飛行場は存在しないし、ヘリポートも存在しない。いわんや米軍ヘリ訓練場も存在しない。横浜港上空は、米軍の訓練空域として提供されてはいない。 横浜港での米軍ヘリのタッチアンドゴーや周回飛行が、日米地位協定第5条の「基地間移動」とは言えないことは明白だ。

横浜港とその周辺での米軍ヘリ訓練は、市民の生活と経済活動を危険に曝す振る舞いであり、認めることはできない。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(7月11日 星野 撮影)


ヘリの後ろに見えるのは、横浜市神奈川区のコットンハーバー地区のマンション群


2018-7-18|HOME|