高速輸送艦グアム、横浜港内で動作制御の訓練か?


7月18日、スクリューの調整で動きを制御する訓練をする高速輸送艦グアム(7月18日、頼 撮影)


停泊する高速輸送艦グアム(7月20日、読者撮影)

 6月7日の横浜入港以降、高速輸送艦グアムがノースドックに長期滞在を続けている。

 ただし、この間、グアムに何の動きもないという訳では無い。
 船内への物資の搬入を行ったり、クレーンが横付けして何事か作業を行ったりしている様子も目撃されている。

 7月18日には、岸壁を離岸して、横浜港内の水域で、小刻みに進路を変えて動きまわる訓練を行った。スクリューの調整で動きを制御する訓練だったようだ。
訓練終了後には、再びBバースに戻った。

 みなとみらい地区の臨港パーク手前の水域で、米軍の艦船が我が物顔で訓練を行うのは問題ではないか。グアムが訓練を行っていた横浜港内の水域は、米軍に提供された水域ではないのだ。

 なお、7月20日以降、グアムは普段停泊しているBバースで、なぜか普段とは向きを逆にして停泊をしている。

(RIMPEACE編集部 星野 潔))


後方部を南側に向けて停泊する高速輸送艦グアム(7月21日 星野 撮影)


2018-7-26|HOME|