米陸軍ブラックホークヘリ、横浜NDでタッチアンドゴー


ノースドック周辺を周回飛行した後、タッチアンドゴーを行うために高度を落としながら向きを変えるブラックホーク。


タッチダウン地点のグラウンドへと降下するブラックホークヘリ。

7月26日の夕方、18時20分過ぎに横浜ノースドック上空に飛来した米陸軍ブラックホークヘリコプターが、ノースドック周辺の上空の周回飛行とタッチアンドゴーをそれぞれ1回行った。

ブラックホークは、ノースドックの所在する瑞穂埠頭の周囲上空を1周、周回飛行したあと、向きを変えて高速輸送艦グアムが停泊しているBバース近くのグラウンドへと下降した。
そのすぐ後に、ブラックホークヘリは再び浮上し、やがて向きを変えて大さん橋上空を横切って、ホテルニューグランド近くを通り、方角的には横須賀の方向へと飛び去って行った。

何度も何度も繰り返すが、横浜ノースドックは飛行場でもヘリポートでもないし、米軍ヘリコプターの訓練場でもない。横浜港上空は米軍に提供された訓練空域ではない。
わざわざ横浜ノースドックに立ち寄ってのタッチアンドゴーや周回飛行を、日米地位協定第5条の「基地間移動」と見ることはできない。

市民の仕事や生活の場を、米軍ヘリの訓練によって脅かすことは許されない。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(7月26日 星野 撮影)


ノースドックのグラウンドへのタッチダウン後、再び浮上してきた米陸軍ブラックホークヘリ。手前の白い船は横浜港内遊覧船のロイヤルウイング。灰色の船は高速輸送艦グアム


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