貨物船O・グランド、横浜NDにオリエントシールド演習の米陸軍装備陸揚げ(2)


8月28日、オーシャン・グランドの船倉からクレーンで引き上げられ、埠頭上に陸揚げされる米陸軍ブラックホークヘリコプター(8月28日 星野 撮影)


ノースドックの埠頭上に並べられた5機の米陸軍ブラックホークヘリ(8月29日 頼 撮影)

 8月28日の午後になって、車両や物資の搬出と並行して、オーシャン・グランドの船倉からブラックホークヘリがクレーンで引き出され、合計5機が陸揚げされた。そのうち2機は、赤十字 マークを付けたレスキューヘリだ。
5機のブラックホークヘリは、ノースドックのベイブリッジ寄りの中心部、神奈川県警の白バイ隊の訓練が頻繁に行われる空間に並べられた。近くには、ヘリ整備用の資材が入っていると見られる コンテナが複数置かれ、整備作業用の車両の姿も見えた。



ノースドックに並ぶブラックホーク。小型車両を積んだものもある(8月29日 頼 撮影)

 降ろされた当日と翌29日にはブラックホークヘリは離陸せず、整備作業が行われた。並べられたブラックホークのなかには、小型車両を積んでいるものもあった。
そして8月30日になって、まずレスキューヘリ2機が離陸した。離陸後、横須賀方面から相模湾に抜けたようだ。
 翌8月31日には残りのヘリも離陸した模様だ。


8月30日、飛行準備作業が進むブラックホーク。この後で、前方の2機のレスキューヘリが飛び立った。(8月30日 星野 撮影)


ノースドックを離陸したブラックホークヘリ(8月30日 頼 撮影)

 なお、オーシャン・グランドは、車両やヘリや物資を陸揚げした後、8月28日の夜には横浜を出港した。9月6日の午前中の時点で、タイの沿岸を航行中の模様だ。
8月にpacific pathways 18-2の一環として行われた米陸軍とタイ陸軍の合同軍事演習ハヌマン・ガーディアン(Hanuman Guardian)で使用した装備の回収に向かったのだろうか。

 昨年は、オリエントシールド演習の装備を横浜ノースドックに陸揚げした貨物船オーシャン・ジャズが、演習期間中ずっと横浜に居座り続けたこととは異なる動きをオーシャン・グランドは見せている。
 オリエントシールド演習で使用した車両やブラックホークヘリ、その他の物資の回収に、オーシャン・グランドが再びタイから横浜にやって来るのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


2018-9-6|HOME|