米海兵隊実弾射撃演習の装備や車両、横浜NDに陸揚げ


NDに停泊して海兵隊の装備や車両を陸揚げした「にらいかないU」(10月18日、星野撮影)


Hバースに陸揚げされた車両や装備。クレーンがトレーラーに載せる作業を行っている(10月18日、読者撮影)


陸揚げされた海兵隊の軍用車両。横に停まっている複数の一般車は、米軍物資を積んで公道を走るトレーラーなどを誘導する誘導車だろう(10月18日、星野撮影)

 10月18日の朝、沖縄の海運会社が運航する民間自動車運搬船「にらいかないU」が横浜ノースドックに接岸した。

 沖縄から「にらいかないU」が運んできたのは、10月後半から11月前半まで北富士演習場で行われる沖縄県道104号線越え実弾射撃演習の「分散実施」のための装備や車両だ。米海兵隊の155ミリりゅう弾砲や車両、その他コンテナ等がノースドックのHバースに陸揚げされた。

陸揚げされた155ミリりゅう弾砲は、民間のトレーラーやウィングボディの大型トラックに早々に荷積みされ、出発した模様だ。

 米海兵隊の軍事演習の車両や装備の運搬を担っているのは、日本の民間自動車運搬船であり、民間運送会社のトレーラーやトラックなのだ。

 翌19日の時点でも、暗緑色の迷彩や砂漠塗装の米海兵隊車両が目視で70両ほどノースドックに並んでいるのが確認されたが、それらの車両も順次北富士に向けて出発していったようだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


米軍の装備を積み終えて、出発に向け待機する民間トレーラー(10月18日、星野撮影)


ノースドックに並ぶ米海兵隊車両。(10月19日、頼 撮影)


2018-11-8|HOME|