グリーン・レイク、横浜NDで駆逐艦のプロペラシャフト積み込み
プロペラシャフトを「台車」に載せて、後ろから車両で押してグリーン・レイクに積み込んでいる。
グリーン・レイクのランプを登り、船内に運び込まれようとするプロペラシャフト。(10月22日、星野撮影)
10月22日に自動車運搬船グリーン・レイクが横浜ノースドックでやったことは、米陸軍パトリオットミサイル部隊の陸揚げだけではなかった。複数のコンテナの陸揚げと、NDのHバースに置かれていた米駆逐艦のプロペラシャフトの積み込みも、この日、グリーン・レイクは行っている。
10月22日にグリーン・レイクがNDで積み込んだのは、DDG51クラス、すなわちアーレイ・バーク級駆逐艦のプロペラシャフト6本だ。
これらのプロペラシャフトは、今年7月19日に、バージに載せられてノースドックのHバースに運び込まれたものだ。今回のグリーン・レイクへの積み込みの際にシャフトの「台車」の役割を果たして一緒に船内に運び込まれたのは、8月25日にグリーン・レイクから陸揚げされ、Hバースに積み重ねて置かれていた「鋼鉄の資材」だった。
グリーン・レイクは22日の夜にはNDを出港して韓国のブサンに向かった。その後、名古屋、横須賀を経て11月1日には再び横浜NDに入港した。そしてさらに、11月2日の宵の口には出港して米国の西海岸に向かっている。
プロペラシャフトはどこに運ばれるのだろうか。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
クレーンで「台車」に載せられるプロペラシャフト。(10月22日、頼 撮影)
ノースドックHバースでの、プロペラシャフトを運び込む準備作業。(10月22日、星野撮影)
2018-11-8|HOME|