横浜NDで米軍がゴムボート訓練


ノースドックの周囲を走る米軍の赤いゴムボート。制限水域の30メートルの外側に出ているようにも見える。


LTのMGナサナエル・グリーンから降ろされて動き出す赤いゴムボート(10月31日、星野 撮影)

 10月31日午前10時過ぎ、横浜ノースドックで米軍の新しい赤いゴムボートが航行訓練を行った。ノースドックの制限水域の30メートルを超えて、横浜港の中を走っているように見える 場面もあった。

 訓練を行っていたのは、米陸軍のLT(ラージタグ)、MGナサナエル・グリーンに10月23日に積み込まれた、新しい赤いゴムボートだ。最近、ノースドックに係留保管されているLCU (米陸軍大型揚陸艇)搭載のゴムボートが新しい赤いものに取り替えられたが、LT搭載のゴムボートも、赤いものに交換されたのだ。

 新しいゴムボートの操縦に習熟しようということなのか、それとも、別の目的があるのかは不明だが、いずれにしても、横浜港は米軍の訓練場では無い。民間港である横浜港を、米軍が勝手に 訓練場として使用するのは許されない。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


係留されている2隻のLTに新しく赤いゴムボートが搭載された。(10月23日、読者撮影)


2018-11-27|HOME|