沖縄の海運会社の自動車運搬船、海兵隊装備をNDから輸送
わかなつ入港前夜、ノースドックHバースに並べられた米海兵隊の車両。(11月11日、星野撮影)
11月12日の朝、沖縄の海運会社の自動車運搬船、わかなつが横浜ノースドックに入港した。
わかなつは、普段は博多・鹿児島と那覇を結ぶ航路で使用されている自動車運搬船だ。今回のノースドック寄港は、北富士演習場での沖縄県道104号線越え実弾射撃演習の「分散・実施」で使用
された車両や物資、155ミリりゅう弾砲を積み込んで沖縄に運搬するためのものだった。
入港前日の11月11日には、演習で使用された多数の海兵隊車両がノースドックのHバース付近に並べられた。
わかなつはそれらの船積みを12日の午前中に終え、慌ただしく沖縄に向けて出港していった。日本の民間船が、米軍の輸送業務を担っているのだ。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
横浜ノースドックに入港した自動車運搬船わかなつ(11月12日、頼 撮影)
2018-12-11|HOME|