民間海洋調査船、横須賀から横浜NDへ


横浜ノースドックの先端部分に寄港中の海洋調査船オーシャン・インターベンション


オーシャン・インターベンションの後ろに大型タンカーが居座っているノースドック(18.11.16 頼 撮影)

11月7日に横須賀基地12号バースに寄港した海洋調査船オーシャン・インターベンションは、13日に12号バースを離れ、横浜ノースドックに移動した。

10月10日に横須賀に寄港してその日のうちに出航した時も、オーシャン・インターベンションは12号バースに寄港していた。今回の1週間の寄港も12号バースだったが、今回はほかに バースが空いていなかった、という事情があったのかもしれない。

そのあと、横浜ノースドックのHバースが使えるようになって、そこに移動した可能性が強い。
陸軍PAC3部隊の横田展開後の沖縄への撤収、沖縄海兵隊の北富士演習場で行われた実弾射撃演習からの撤収のために、貨物船が2隻、11月9日、12日と相次いでノースドックに寄港してい た。
2隻が出た後にオーシャン・インターベンションがノースドックに移動した形だ。

横須賀基地が混んでいるので一時的にノースドックで入港待ちをする、というケースはあったが、逆のケースはまれだ。大型タンカーSLNCグッドウィルがノースドックに3日から居座り続けて いる、という「事情」も含めて、ノースドックの船の出入りが激しくなってきている。
横須賀基地と横浜ノースドックの間の相互利用が、これから何度も行われるとみてよいだろう。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


13日に横須賀からノースドックに移動したばかりの海洋調査船オーシャン・インターベンション(18.11.14 星野 撮影)


横須賀出航前日のオーシャン・インターベンション。後ろの建物は、原子力艦運用に欠かせない純水の製造工場(18.11.12 頼 撮影)


2018-11-17|HOME|