LCUブロードラン、横浜ノースドックに戻る
横浜ノースドックに戻ってきたLCUブロードラン。マストには米陸軍輸送科のえんじ色の旗が掲げられている。(11月17日、星野 撮影)
11月17日、LCU(米陸軍大型揚陸艇)のブロードランが那覇軍港から戻ってきた。
ブロードランは、ノースドックに係留保管されていた10隻のLCUのうちの1隻だが、2017年1月以降、LCUカラボザと共に沖縄に派遣されて、小型輸送船として東南アジアから韓国、日本を結ぶ米軍の輸送や演習支援業務に使用されてきた。
ブロードランと同じ時期に小型輸送船として使用されてきたカラボザは、今年8月にノースドックに戻ってきてLCUシダーランに業務を引き継いだ。
ブロードランも、11月末頃にはコンテナを降ろし、マストに掲げていたえんじ色の米陸軍輸送科の旗も見えなくなったので、今回の横浜入港で輸送船業務を別のLCUに業務を引き継ぐのではないか。しかし、そもそも日常的な輸送業務での使用は、横浜にLCUを配備した時の約束に違反する行為だ。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)
2018-12-11|HOME|