高速輸送艦ミリノケットの横浜寄港(2018年11月)


2018年11月20日、入港当日の高速輸送艦ミリノケット(2018.11.20、星野撮影)


2018年11月21日午前のミリノケット。後方には前日陸揚げした小型コンテナが並ぶ(2018.11.21、星野撮影)

昨年の話になるが、2018年11月後半から12月後半にかけての約1ヶ月、高速輸送艦グアムが通常の行動範囲を離れてシンガポールに滞在し続けた。

沖縄以北の東アジア地域で海兵隊の日常的な輸送業務を担当しているグアムに代わって11月20日に横浜ノースドックにやってきたのが、高速輸送艦ミリノケットだった。ミリノケットは主に 東南アジア地域での米軍の輸送業務に使われている高速輸送艦だ。横浜には2016年9月以来、2回目の寄港だ。

最近では、ミリノケットが日本の港に姿を見せること自体、珍しいことになっている。11月20日の横浜寄港の直前、ミリノケットは11月18日に那覇軍港に入港しているが、それ以前の 1年間、目撃情報はない。

ミリノケットは11月20日の入港当日、多数の小型コンテナや物資を横浜に陸揚げした。いくつかの物資は、当日中にトラックに載せられて運び出された。また小型コンテナは、翌日午前中に トレーラーに載せられて運び出されている。

ミリノケットは11月29日まで横浜に停泊した後、フィリピンに向けて出港した。


11月21日午前、ミリノケットが前日陸揚げしたコンテナなどを積み込むトレーラー(2018.11.21、星野撮影)


ミリノケットは2018年11月29日まで横浜ノースドックに停泊し続けた。(2018.11.23、星野撮影)

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


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