横浜ノースドックに居座り続ける大型タンカー


11月3日、入港当日の大型タンカーSLNCグッドウィル(11月3日、星野撮影)


11月29日の朝、横浜港を一旦出港するSLNCグッドウィル(11月29日、読者撮影)

11月初めから横浜ノースドックに大型タンカーSLNCグッドウィルが居座り続けている。

SLNCグッドウィルは、韓国の蔚山から横須賀基地の吾妻島燃料岸壁に燃料を運び込む仕事を2016年2月頃から担ってきた大型タンカーだ。ところが、11月3日に吾妻島を離岸して横浜ノースドックに初入港すると、そのままノースドックのEバースに居座ってしまった。

11月29日の朝に一旦出港したものの、大島沖付近を行ったり来たりした挙げ句、11月30日には再びノースドックに戻ってきてしまった。

SLNCグッドウィルの横浜ノースドックへの入港は今回が初めてではあるが、以前、同じ仕事をしていた大型タンカー、マースク・ピアリが2015年5月にNDに入港して長居をしたことがある。

マースク・ピアリの時と同様に、SLNCグッドウィルも、横須賀の岸壁のキャパシティの都合で、ノースドックに回されてきた可能性がある。横須賀軍港と横浜ノースドックは一体的に運用されているということだろう。

しかし、それにしてもグッドウィルは長い滞在だ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


11月30日、ノースドックに戻ってきたSLNCグッドウィル(11月30日、星野撮影)


1ヶ月以上居座り続けるSLNCグッドウィル(12月5日、星野撮影)


2018-12-11|HOME|