米軍ヘリの離着陸に使われる横浜ND


横浜、コットンハーバー地区方面から低空でノースドックに接近する米陸軍ブラックホークヘリコプター


横浜NDに着陸するブラックホーク


ノースドックから離陸して、北西の方角に飛び去るブラックホークヘリ

 8月19日午後、米陸軍ブラックホークヘリコプターが、コットンハーバー地区の方角から低空飛行で横浜ノースドックに接近し、ノースドック内のグラウンド付近でほぼ垂直に下降して着陸した。その後ブラックホークは4分弱ほどで再び浮上し、北西の方角、新子安駅あるいは生麦駅の方角の上空へと飛び去って行った。

わずか4分にも満たない着地時間だ。何かの輸送のための着陸では無く、一種の離着陸訓練だったのではないか。「通常」の訓練飛行の「ついで」に、飛行場では無いノースドックで離着陸をすること自体が、訓練の一環に組み込まれているのではないか。

しかし、横浜ノースドックは飛行場でもヘリポートでもない。緊急事態でもないのに、米軍ヘリが飛行場代わりに使うことは許されないはずだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(2019.8.19星野撮影)


NDを離陸したヘリが飛び去った10数分後、横浜港上空に現れた別の米陸軍ブラックホークヘリ。NDのみならず横浜港上空
そのものが、米軍ヘリの飛行訓練に日常的に頻繁に使用されている。横浜港上空は、米軍に提供された訓練空域では無いはずなのに


2019-8-26|HOME|