米空軍ＵＨ−１ヘリ、横浜ＮＤで飛行訓練

横浜ＮＤ上空を飛ぶ米空軍UH-1ヘリ。


ホイストで吊り下げ器具を地上に向けて垂らしているのが見える


吊り下げ器具を再びホイストでヘリまで引き上げたところ。（2019.10.16星野撮影）

　１０月１６日の午前１０時前後、横浜ノースドックで横田基地所属の米空軍UH-1ヘリコプター１機が飛行訓練を行った。

　飛行訓練は、ノースドックにあるグラウンド上空でのホバリングと周回飛行を繰り返し、グラウンドへの離着陸（いわゆるタッチアンドゴー）も行う訓練だった。ホバリングの際には、ホイストで吊り下げ器具を地上に降ろす訓練も行っていた。

１０時７〜８分頃には、UH-1はノースドックでの訓練を終えて飛び去って行った。横田基地方面に戻ったのではないか。

ノースドックでは翌１０月１７日の朝にも、米陸軍ブラックホークヘリが上空をホバリングしているのが目撃されている。NDは、米軍ヘリの飛行訓練場とされてしまっているようだ。

　横浜ノースドックは確かに米軍に提供されている基地だが、港湾施設であり飛行場やヘリポートではない。航空機の使用を想定した施設ではないはずだ。周辺は市民の仕事や生活の場だ。事故が起きてからでは遅い。危険な訓練はやめるべきだ。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部　星野 潔）

ノースドックにあるグラウンドに着地するUH-1。（2019.10.16星野撮影）


１０月１７日午前８時５０分頃、ノースドック上空でホバリングする米陸軍ブラックホークヘリ（2019.10.17読者撮影）

2019-10-29|HOME|